アダストリア

カジュアル衣料店をSCを中心に展開。ブランドにはグローバルワーク、ニコアンド、ローリーズファームなどがあり。イオンなどでよく見かけるやつですね。

 

グローバルワークのECサイト

http://www.dot-st.com/globalwork/

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ニコアンド ZOZOのECサイトより

http://zozo.jp/shop/nikoand/

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ローリーズファームのECサイト

http://www.dot-st.com/lowrysfarm/

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 ユニクロしまむらに比べると価格帯はやや上ですが、百貨店のアパレルショップに比べると価格帯は低いです。イオンに出店しているアパレルショップと比べると一般的な値段でしょうか。

 

 

 

セグメント情報は、単一なビジネスのためありませんが、アパレルのブランド別、商品部門別のデータは開示されています。

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上位4ブランドで売上の51.9%を占めますので、この4つのブランドを見ていけばだいたい雰囲気は掴めるかもしれません。

 

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メンズや雑貨・その他の売上も34.5%あるのですね。注意したいです。

 

 

有価証券報告書からアダストリアのビジネスモデルを探っていきます。

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セントラルバイイング方式」という聞きなれない名前が出てきました。これは、本部が商品の仕入れをすべてやってしまう方法のようです。大量に買うことで単価を下げる作戦ですね。規模の経済の働く大手企業に有利な戦略と言えるかもしれません。しまむらも同じ戦略を取っているようです。

 

これに対して、ファーストリテイリングユニクロ)は製造から販売まで一貫して行うビジネスモデル(SPA)であるわけですが、この違いは決算書にも表れていそうです。

 

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アパレル業界の分析途中なのですが、黄色の部分を見てください。ここには、商品回転率(= 売上 ÷ 商品(棚卸し資産) )が書かれています。商品回転率が高いほど、企業の保有している商品はうまく回転していることになります。

 

ファーストリテイリングは、しまむらアダストリアと比べて商品回転率が悪くなっています。これはビジネスモデルの違いから来るのかもしれません。ユニクロは商品をたくさん作れば単価が下がりますから在庫が多いんでしょうね。

 

次に、青の部分を見て、しまむらアダストリアの違いを見ていきます。

 

しまむら

原価率66.5%

販売管理費及び一般管理費比率(SGA費率) 26.1%

 

アダストリア

原価率 45.8%

販売管理費及び一般管理費比率(SGA費率)52.0%

 

しまむらの方が原価率が高く、販売管理費及び一般管理費比率(SGA費率)がかなり低いことが分かります。しまむらは郊外の大型店舗が多いのに対し、アダストリアはイオンのショッピングモールでの小型の店舗が多いですからこのような結果になってしまうのでしょうね。

 

 

最後に、指標を見ていきます。

 

アダストリア

株価 1467円

PER(実質) 79.9倍

PER(予想) 15.7倍

PBR 1.35倍

配当利回り 3.41%

自己資本比率 56.0%

売上 222787百万円

営業利益 5005百万円

営業利益率 2.2%

原価率 45.8%

販売管理費及び一般管理費比率 52.0%

4年前売上比 1.45倍

商品回転率 12.3回転