月間成績(2018年1月末)

【成績】

+4.88%(税抜き後)

 

【PF】

日本色材 12.6%

オリコン 3.7%

現金 83.8%

 

【各指標年初比】

日経平均 +1.46%

TOPIX +1.10%

ジャスダック平均 +7.32%

マザーズ指数 +6.60%

 

【コメント】

2018年の相場が始まり、株式市場全体が好調なスタートで始まりました。前半はすべての指数で好調でしたが、後半にかけて日経平均株価を中心に失速しました。マザーズやジャスダックは全体的なPERは高いものの極めて好調で個人投資家の強気な姿勢が伺えます。

 

さて、私の投資成績はといいますと、税抜き後で+4.88%。日経平均に連動しそうな大型株を絡めた分散投資が多くのウエイトを占めていましたが、それなりに良い成績が残せました。1月の最後にかけて大きくリスク資産のウエイトを減らし、運良く月末の下落に巻き込まれずに済みました。

 

去年の年末には現金比率が3.0%でありましたが、現在では83.8%に上げています。その理由について書きたいと思います。

 

きっかけは、ゆうちょ銀行を調べている時でした。

 

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上の表は、ゆうちょ銀行の保有有価証券の割合を示しているのですが、ここ数年で日本国債保有金額が減ってきています。それに代わって、投資信託(詳細はまだ把握していないのですが…)が増えてきています。

 

この背景には何があるのかと言いますと、おそらくマイナス金利の影響です。

●10年国債金利の推移

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●ゆうちょ銀行の過去2年の満期保有目的の債権

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ゆうちょ銀行の満期保有目的の債権は、保有している有価証券のほんの一部なので推測になってしまうのですが、マイナス金利の影響で新規で10年国債を買っていない可能性があると考えられるかもしれません。

 

 

おそらく、日銀の行った国債を買い付けるマイナス金利政策は、日本国内の運用資産をリスク資産に向かわせている。その結果、株高が起きているのではないかと推測しました。

 

では、日銀による国債買い付けによる金利政策はどこまで続けられるのでしょうか?

 

www.garbagenews.net

 

このサイトによりますと、国債保有者割合とその推移が載っています。最新のデータでは、日銀の国債保有額は431.8兆円、割合にして42.2%です。

 

日本の国債発行残高は、978.6兆円です。国は基礎的財政収支の黒字化目標を掲げています。これは裏を返せば、国債の発行額を減らそうとしています。今の国債発行残高978.6兆円、ここから日銀が毎年80兆円をめどに買い続けたら7年以内に日銀の政策継続が不可能になります。

 

では、日銀が国債買入の金融緩和策の方向転換を迫られる時期はいつになるのでしょうか?

 

木内前日銀委員:国債買い入れは「来年中ごろに限界に達する可能性」 - Bloomberg

 

自分は、詳しくはよく分からないのですが、上の記事であったり、参考にさせて貰っている識者の方は2018年中に国債買入の限界が来るのではないかと考えられています。国債は日本の年金であったり、生命保険などの運用などに使われているもので国債がすべて日銀で買入できるとは考えにくく、7年よりももっと早い段階で日銀による国債買入の限界が来ると考えられます。2018年に限界がくるとしても不思議ではありません。

 

そして、2018年4月8日に日銀の黒田総裁の任期が終わります。このまま強気の金融緩和を続けていく可能性が高そうですが、万が一の方向転換に備えて4月8日を跨がずに様子をみたいと考えました。それによって、現金比率を83.8%に高めたわけです。

 

 

長期投資には現金比率に関して2通りの考え方があるのかなと思います。1つは、全く現金を持たず、すべての期間において全額株式投資を続けるスタイル。もう一方は、景気の動向などいろいろな条件に合わせて現金比率を変えていくスタイル。

 

私は、以前は前者の考え方の方が強くありました。それはどんな時期でも日経平均を上回ることができるという何の根拠もない妄信から生まれたものです。最近は、サルに勝つシリーズをやっていて、自分はいつでも平均を上回ることのできる能力がないことが分かってきました。ですので、確実に勝てると合理的に考えられる時にだけ投資して、負ける可能性がありそうなターニングポイントなどには資金を回収し、リスクを避けるような考え方に変わってきました。

 

かなり臆病で手数料も多く払っていますが、投資に自信があまりないのでこの方向性でいきます。