西松屋チェーン

西松屋は子供服小売でトップ企業です。どのくらいのシェアを取っているのか見ます。

 

f:id:toruneko_speculators:20171022190051p:plain

 

矢野経済研究所のベビー・こども服市場に関する調査を実施(2016年)のデータと西松屋の売上を用いれば、こんな感じです。

 

西松屋のシェアは14%を超えます。14%が大きいか小さいかどう判断するかがポイントになりそうです。

 

2015年の世界アパレル専門店売上ランキング

https://www.fashionsnap.com/the-posts/2016-06-30/ranking-aparel-2015/

を見ますと、1位の企業はインディテックスで売上2.7兆円。西松屋はこの企業の1/20の規模です。こう考えると西松屋がめちゃくちゃ大きいように感じます。

 

アパレル業界の小売は寡占化が難しく、世界のランキング上位の企業もシェアが小さい数字になるとどこかの資料で読んだことがあります。

 

 

西松屋の日本国内のランキングは、繊研新聞が出しています。インターネット上の検索でランキングを探すことが出来なかったのでランキングは省略しますが、西松屋の売上高は2位の会社と比べて頭一つ抜けている感じです。

 

【業界動向】

●平均初婚年齢

http://www.garbagenews.net/archives/2013777.html

平均初婚年数が年々増加傾向にある。第1子出生時の母の平均年齢も年々増加傾向。このことは出産適齢期がその年数だけ短くなっていることを意味している。

 

●出生数と合計特殊出生率

http://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/data/shusshou.html

 

出生数が減少しているにも関わらず、2010年から2015年までのベビー・こども服の小売市場が比較的堅調なのは、1人あたりの子どもにかける費用が増加していることが考えられそう。女性の社会進出、共働きの増加、平均初婚年齢の増加に伴い、子どもにかける費用が増加していると考えられそう。

 

 

以上のことから、私自身、西松屋は今後売上を増やしていくことは厳しくなっていくのではないかと思う。店舗販売よりもECで販売する方が儲かりやすい傾向にあると思うのでECを短期間にどれだけ成長させられるか、また、自社製品の開発で利益率を高めていけるかがポイントになるかもしれない。

 

 

ベルーナなどの決算を見ると、ECと小売のセグメント利益率の違いを感じる。やはりECは強いなと思う。米国市場で小売店がECにやられて規模が縮小している企業も多くある中、今後西松屋チェーンがECにやられないか不安に思う。

 

ただ、ベビーカーなどを見ていると大手ブランドのベビーカーと比較してめちゃくちゃ安いのでそういう部分をみると、競争力があるようにも思えます。

 

会社予想のEPSから考えるとPERは14倍台で割安感がありますが、難しいところです。