プロトコーポレーション② 新たなビジネスモデルに変革を遂げる企業

昨日の続きでプロトコーポレーションを見ていきます。

 

昨日の記事を読んでいない方は是非!

toruneko-speculators.hatenadiary.jp

 

昨日は、車情報誌Gooでお馴染みのプロトコーポレーションがどのようなビジネスモデルなのか探っていきました。

 

プロトコーポレーションは、雑誌やインターネットサイトを使って掲載料を頂く情報サービス企業だということが分かりましたが、意外と物品販売の割合も多い会社だということが分かりましたね!

 

前回残していた課題として、「売上の9割以上を占める自動車関連情報の内訳の推移を過去を遡って見ていく」ということを上げていました。今日はそれを見ていきましょう。

 

 

有価証券報告書を読む】

◇販売実績◇

販売実績の項目では、自動車関連情報の内訳が載っています。過去に遡って作った資料が下のようになります。

 

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●図の解説●

図が2つあるのですが、上下でセグメントの内訳が違います。注目して頂きたいのは緑の部分です。

 

以前、中古車輸出、タイヤ・ホイール事業は「情報提供料」に含まれていました。それが「物品販売」に分かれました。

 

中古車輸出は、キングスオートという子会社が平成21年からスタートしています。

タイヤ・ホイール事業は、オートウェイが平成24年からスタートです。

 

●図を読み解く●

この図を見て、皆さん、どのようなことを思い浮かべますか??

 

プロトコーポレーションの中核であるビジネスの「情報登録・情報掲載」「広告関連」「情報サービス」がずっと横ばいです。

 

いろいろなサービスや海外展開を進めているので、ここが増えているのかな?と思ったのですが、10年前から売上がほとんど変わって無さそうですね(^_^;)

 

一方、急激に増えているのは、「物品販売」です。H21年からスタートして、売上の46.9%(直近の1Q)まで増えてきています。

 

詳細が分かっているわけではないのですが、オートウェイの割合が大きそうな気がします。

 

フジ・コーポレーションなどのタイヤ関係の企業研究をしている時にオートウェイは目に付く会社です。ひょっとすると、オートウェイが急激に業績を伸ばしているのかもしれません。

 

◇事業ごとのビジネスモデルと利益率を考える◇

●「広告関連」「情報サービス」

→詳細なデータは無いのですが、他の上場企業と比較して、利益率が高いものと考えられます。

 

●「物品販売」

→これも詳細なデータは無いのですが、他の上場企業と比較して、利益率が低いものと考えられます。

 

今後、物品事業が今後も拡大していったとしても、売上は伸びますが利益はそれほど伸びない状況になる可能性が考えられます。また、タイヤ・ホイール、中古車輸出の状況によって売上が大きく変化する可能性もあります。

 

直近では、タイヤの値上がりによる駆け込み需要でタイヤ関係の企業は軒並み業績が良く見えます。プロトコーポレーションもオートウェイの売上比率が高いと考えられるので注意が必要となりそうです。

 

 

【さいごに】

いや~、プロトコーポレーションの企業研究面白かったですねぇ。「プロトコーポレーションって何してる会社なの?」って聞かれたら、数年後には「タイヤ売ってる会社だよ」って答えるようになるかもしれませんね(笑)それでは、今日はこの辺で!