プロトコーポレーション

 

今日は、プロトコーポレーションを見ていきます。

 

プロトコーポレーションと言えば、クルマ情報誌Gooでお馴染みの企業です。CMで一度は見たことがありますよね!しかし、プロトコーポレーションはどのような会社なのでしょうか?例えば、「プロトコーポレーションは、誰からどうやって収入を得ているの?」と突っ込んだ質問をされると私は非常に困ってしまいます。知っているようでよく知らない企業、プロトコーポレーションのビジネスモデルを学んで行きましょう。

 

〇今日の目標〇

プロトコーポレーションのビジネスモデルが理解する!

 

 

有価証券報告書を読む】

◇業績の推移◇

有価証券報告書から読んでいきます。最新の第39期の有価証券報告書です。

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 過去5年の業績の推移を見ますと、売上は横ばい、経常利益は減少傾向ですね。自己資本比率は63%と高めで推移しています。

 

従業員数の推移は年々増加していますね!投資活動によるキャッシュフローも利益額と比較すれば大きいですから、投資に力を入れている時期であるのかもしれません。

 

◇沿革◇

昭和52年 「中古車通信」という雑誌からスタート

平成8年 中古車情報の検索サイト「goonet」を開始

平成11年 不動産事業を開始

平成21年 医療・介護業界における人材紹介サービス

 

他にも、海外進出や買収による多角化をやってますね。

 

◇セグメント情報(百万円)◇

自動車関連情報

 売上 51,051

 営業利益 3,939

生活関連情報

 売上 4,236

 営業利益 478

不動産

 売上 420

 営業利益 147

その他

 売上 1,712

 営業利益 -136

 

セグメント情報によると、自動車関連情報が大半を占めますね。他のセグメントは、割愛することにしましょう。

 

◇自動車関連情報◇

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自動車関連情報の主要な内容は上のようになっています。さらに、詳しい内容を見ていきます。

 

(引用開始)

主な事業収入といたしましては、中古車販売店等が所有する商品在庫データを、当社のメディアに掲載する情報登録・掲載料(広告収入)と、情報誌販売及び情報コンテンツや関連サービスを提供する情報提供料があります。

 

当社は、自動車ディーラー、中古車販売店、パーツ販売店等の商品在庫データを広告出稿というかたちで収集しております。これらの在庫データを整理・分類してデータベース化し、最終的には当社のメディア(情報誌・PC・スマホ)を通じて、消費者にとって有益な情報コンテンツとして適用しております。

(引用終了)

 

詳細についてきましては、有価証券報告書のP7に書いてあります。文章量が多いので一部を引用しました。

 

プロトコーポレーションのビジネスモデルが分かってきました。プロトコーポレーションは、自動車情報を発信する雑誌・インターネットサイトを持っていて、そこに掲載して欲しい方々から掲載料金を貰っているのですね!

 

他にも、自動車関係で役立つ情報を販売したり、サポートしたりしても収入を得ているようです。

 

◇自動車関連情報の内訳◇

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読み進めると、内訳がありました。自動車関連情報は「広告関連」「情報・サービス」「物品販売」に分かれています。伸びているのは、「物品販売」なんですね!

 

そして、意外なことに物品販売の割合が多いことに驚きます。売上の43.9%は物品販売なのだという事実( ゚Д゚)

 

メインは中古車輸出、タイヤ・ホイール販売ですか!!!

 

自動車関連情報の3つの項目の売上がそれぞれどのような推移をしているのか過去に遡って調べていく必要がありますね。それはまたの機会にしましょうか。

 

◇営業所◇

全国各地に営業所が50か所くらいあります。全国に営業所がある必要があるんですね!なぜ、全国にこれだけ営業所があるのか分からないのですが、ひょっとするとこれが参入障壁になっているのかもしれない気がしました。

 

貸借対照表・損益計算書

プロトコーポレーションは、情報サービス企業というイメージを持っていたので意外と「商品及び製品」や「有形固定資産」が多いなという印象を受けました。

 

商品及び製品」は45億円です。先ほど「物品販売」で249億円の売上があったと書いてありましたから商品回転率は5.5回転です。中古車輸出とタイヤホイール販売の割合がどの程度なのかわかりませんが、一応この数字は覚えておきます。

 

 

【今日のまとめ】

今日は、ここまでにしておきます。プロトコーポレーションは、雑誌やインターネットサイトを使って掲載料を頂く情報サービス企業ですが、意外と物品販売の割合も多い企業だということが分かりました。

 

さらに理解を深めていくには、自動車関連情報のセグメントの内訳やサービス内容を調べていく必要があります。真剣にやり始めたら一週間以上かかるかもしれない案件ですね(´・ω・`)

 

それでは今日はこの辺で!