投資観の違いから生まれる様々なポートフォリオ

今日のテーマは、「投資観の違いから生まれる様々なポートフォリオ」という題名で書こうと思います。

 

日頃、投資関係のtwitterやブログを見ているのですが、ポートフォリオを公開されている投資家さんって結構います。自分は気になって見る方です。公開されているポートフォリオを見ていろいろ思います。「新しくこの銘柄を買ったのか!」とか「このタイミングか!ふむふむ」とか「こういう構成にしているのか!」とか考えながら眺めていたりします。時に感動したり、時に文句を言ったりw

 

私の見ているtwitterやブログは、バリュー投資家と言われるジャンルの方が多いです。バリュー投資を大雑把に説明すると、いろいろな指標を比較して、他の企業よりもお得な価格で売られている企業に投資するスタイルです。

 

同じバリュー投資なのだから、たくさんの企業を調べれば、皆同じようなポートフォリオになるのではないか??と思うのですが、実際には投資家さんによってポートフォリオが違うことがよくあります。

 

いったい何で違うのでしょう?

 

【私が家を借りる時に体験した話】

話が少し脱線するのですが、上の疑問を解決するためのヒントになるかもしれない話を先に書こうと思います。

 

私は賃貸暮らしをしているのですが、最初に家を借りる時に駅前の不動産賃貸の会社に行きました。そこの担当者の方に「部屋を選ぶ時のアドバイス」を教えて貰いました。

 

部屋選びで100点はありません。「家賃が安い」「部屋が広い」「築年数が浅い」「駅から近い」などのいろいろな条件がありますが、これがすべて満点なんてことはありません。自分が譲れない条件を決めて、どこかを諦めるようにしないと部屋は決まりません。

 

私は、この話を聞いた時衝撃を受けました。そ、そうか!これは投資にも言えることだなと思いました。バリュー投資であっても「PERが低い」「成長性がある」「財務が健全」「景気に対してディフェンシブ」などの条件がありますが、これらがすべて満点という銘柄はありません。自分が譲れない条件を決めて、どこかを諦めないと投資できないのです!

 

【譲れない条件がポートフォリオの違いを生む】

以前の自分自身にとって譲れない条件は4つでした。

 

「PERが低い」

「成長性がある」

「財務が健全」

「景気に対してディフェンシブ」

 

投資を始めた2012年から2016年の中頃まで良い銘柄はあったので困ることはありませんでした。しかし、株価が上昇してきたことで「すべて良し」と言える銘柄が無くなってきたのです。ですから、投資するためにはこのうちの条件をさらに譲歩しなければなりません。

 

同じバリュー投資家であっても、何を譲れない条件としているのか?何を諦めているのか?この微妙な価値観の違いによってポートフォリオが大きく変わっているように思います。

 

 

【私の価値観】

自分がどのような価値観を持っているのか?また、その価値観にはどんなメリット・デメリットがあるのかを知ることは重要なのかもしれません。

 

私自身は、バフェットの教えから「損しないこと」を重視しています。そのため、「PERが低い」「景気に対してディフェンシブ」の2つをより重視したいと考えています。しかしながら、時間の経過につれて最近では、多く儲けたいという気持ちから「PErが低い」「成長性がある」の2つをより重視したポートフォリオを作成しているような気がします。

 

冷静になって考えると、考えと行動にずれが発生してきているのかもしれないと思いました。サンセイランディックへの投資は、冷静に考えれば景気循環株です。ディフェンシブ銘柄に比べてリスクの高い銘柄です。こういう銘柄に投資しているということ自体ではなく、こういう銘柄の特徴に目を瞑って投資していることには大いに反省しなければならないなと思いました…。

 

 

この記事を読んでくださっている方の中にも、自分の投資の価値観に気付かれていない方もいらっしゃるかもしれません。一例ではありますが、「PERが低い」「成長性がある」「財務が健全」「景気に対してディフェンシブ」という4枚のカードがあれば、あなたはこの4枚のカードについてどう思いますか?また、どの2つを選択しますか?考えてみると面白いかもしれません。

 

今日はこの辺で!