グレイステクノロジー①

最近、頻繁に株式売買していまして、理想的なPFまであともう一歩というところまでやってきました。

【PF】

サンセイランディック 11.0%

ギガプライズ 20.2%

ダイト 19.6%

エイジス 21.8%

オリコン 22.2%

現金 5.2%

 

理想的なPFって、カードゲームで頑張って作ったデッキみたいな感じなんだと思います。自分は作品として、公開したい気持ちにかられますw

 

今後、このPFから現金でオリコンを少し買って完成です。ダイトがそれなりに上がれば、10%ほど売って、あみやき亭を買おうかなと思っています。

 

もうだいたいPFは完成してしまったので、銘柄研究のモチベーションが急激に下がっております(;´∀`)決算シーズンなんで軽く決算短信を読み流しながら毎日を過ごしています。

 

モチベーションがあまり沸かない時は、個人投資家の中では有名な「すぽさん投資ぶろぐ」で勉強します。説明は不要かもしれませんが、読者さんが管理人のすぽさんに銘柄の分析を依頼し、議論形式で銘柄についての理解を深めていくサイトです。投資初心者や中級者が学校で勉強するように議論する場という感じなのですが、最近はレベルが急上昇し、カオスなことになっています。

 

議論までまだまだ時間がありそうなので、まったりと何回かに分けて分析していければなと思います。

 

【グレイステクノロジー】

指標から見るのはあんまり良くないですが、とんでもない数字が目に付いてしまいました。ヤフーファイナンスでPER98.49倍、PBR29.60倍。自分ならまず調べない企業なので楽しみですねw

 

ヤフーファイナンスの説明によると、「内外メーカー向けに産業機械マニュアルの作成、管理、運用システムや企画、翻訳サービス提供」とのことですか…。

 

マニュアル作成やシステム運用、翻訳サービスなど仕事が多岐に渡ってますね。決算短信でセグメント情報を読んでみましょう。

 

【セグメント】H28.4~H29.3

MMS事業

売上 523,864千円

営業利益 286,208千円

営業利益率 54.6%

 

MOS事業

売上 487,018千円

営業利益 219,585千円

営業利益率 45.1%

 

事業のタイトルだけ見ても何やってるかさっぱり分かりませんね(笑)気になる部分は、営業利益率の驚異的な高さですかね。単純なマニュアル作成会社とは思えない営業利益率の高さです。マニュアル作成の会社と思って調べていたら、ビジネスモデルが全然違ったなんてことがたまにあるので注意が必要です!

 

有価証券報告書でそれぞれの事業がどんなことをやっているのか見てみます。

 

MOS事業は、マニュアルオーダーメイドサービスの略のようですね。マニュアルの規格・構成、編集、作成および翻訳をしています。また、国内・国外メーカーを中心に「半導体製造装置」「建設設備機械」「工作機械」「鉄道車両」「ソフトウェア」などの業界で活躍しているようです。

 

MMS事業は、マニュアルマネージメントシステムの略。マニュアル基幹システム「e-manual」の導入及び運営などを行っているようです。ここら辺は、読んでもよく分からなかったので、またHPなど読んで理解していくことにしましょう。

 

うーん、イマイチ利益率が高い理由がよく分かりませんね…。マニュアル作成の上場会社は、「シィエムシィ」でしょうか。他にもあったように思うのですが、名前が出てきません(^_^;)

 

グレイステクノロジー 営業利益率29.7%

ジィエムシィ 営業利益率8.3%

 

営業利益率が高すぎるように思うんですよね…。何でなんでしょう??

 

せっかくなので有価証券報告書をさらっと読んで気になるところを上げていきます。

 

ファナックへの依存度が高い】

当事業年度

 販売高 415,303千円

 割合 41.1%

前事業年度

 販売高 197,161千円

 割合 27.1%

 

いや~、これは怖い数字ですね…。ファナックからの受注が無くなれば、売上が4割減するわけですから(;´∀`)

 

事業のリスクに関して「特定取引先への依存」として記述があります。

 

(引用開始)

当社売上高に占める上位顧客10社の割合は、平成27年3月期35.3%、平成28年3月期55.4%、平成29年3月期67.0%と高い水準となっております。上位顧客の多くは「e-manual」を導入していることから、今後とも継続的な取引が見込まれますが、何らかの事情により上位顧客との取引が打ち切られた場合は、当社の経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。

(引用終わり)

 

依存度が超高いですね。後半には「e-manual」を導入していることから継続的な取引が見込まれるとあります。

 

少し脱線するのですが、昔シィエムシィのIR担当の方とお話ししたことがあります。マニュアルは、他社への変更が非常に少ない性質のあるビジネスらしいです。よく考えたら自然なことなのですが、マニュアルを使う従業員の立場から考えて見れば、マニュアルが頻繁に変われば、従業員はその度に読み直すなどしないといけません。表現の違いで誤った作業をしてしまうことも考えられるのでマニュアルを変えることは難しいのです。ですから、マニュアル業界は非常に参入壁が高い産業と言えます。そんな中、グレイステクノロジーが規模の小さい会社がこれほど売上を伸ばしているのは少し異常な感じがします。ひょっとすると、「e-manual」などに何か理由があるのかもしれません…。

 

【マニュアルを業務委託している】

どうもマニュアルの文章作成や翻訳を社外に業務委託しているようです。どの程度やっているのか分かりませんが、これも確認が必要そうです。

 

守秘義務

顧客の発売日前の新製品や開発計画などの機密情報を扱っていて、情報漏えいした場合、損害賠償請求があるみたいです。相手がファナックなんで1発アウトもあるかもしれませんね…。

 

【参入障壁】

マニュアル作成の会社は2000社もあるんですね。シイエムシイのような技術系の会社は参入障壁高そうですが、中小企業のマニュアルであれば、参入壁は低そうですね。参入壁は業種にもよりそうです。

 

貸借対照表

資産に対して現金の割合が82.9%

資産に対して固定資産の割合は2.5%

ここまで極端な企業も珍しいですね。IPOの後ってこともあるのでしょうが…。

 

【損益計算書】

原価率 28.1%

SGA比率 42.2%

営業利益率 29.7%

 

【売上原価明細書】

外注費 234,743千円 (82.8%)

労務費 29,758千円 (10.5%)

 

【販売管理費の詳細】

役員報酬 83,220千円

給与及び手当 146,079千円

 

うーん、マニュアル作成の業務委託の割合って結構大きそうな感じがしますね…。マニュアル作成に強みがあるというよりは、「e-manual」に競争力がありそうな気がしますね。直感的に…。

 

【地域ごとの売上】

国内外と言いつつも、国内の売上が90%を超えているんですね。

 

売掛金詳細】

珍しく売掛金の詳細まで載ってますね。ファナックナブテスコ東陽テクニカパナソニックESネットワークス、トヨタ自動車が記載されてます。

 

【買掛金詳細】

知らない会社ばかりですが、買掛金の一番多い企業はccjk technologiesという海外の会社ですね。マニュアル作成を外注しているみたいです。

 

 

 

今日は、有価証券報告書をメインに見ていきました。いろいろと疑問点や不明点が出てきましたので、次回は決算説明資料やHPの方を読んでグレイステクノロジーへの理解を深めていこうと思います。今日はこの辺で!